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5分でわかる:離婚後の指輪の行方のアイキャッチ

5分でわかる:離婚後の指輪の行方

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 離婚後処分に困るのが、指輪。一般的にエンゲージリング(婚約指輪)は男性から女性に贈るもので、マリッジリング(結婚指輪)はどちらか一方が購入、またはお互いに買い合うなど、カップルによるようです。
では、そんな"指輪"は、2人の共有財産に含まれるのでしょうか?お手元に離婚相手との指輪がある方は必読です。

夫に「指輪を返して欲しい」と言われたら?

 決して安い額ではない指輪。男性にとっては、離婚時に返して欲しい、と言う方もいるでしょう。ですが、指輪の返却義務はありません
 なぜなら、結婚指輪は夫から無償贈与されたもので、婚約指輪は婚姻を約束して実際に結婚をしたので、契約の約束は果たしているからです。
 どちらも、妻の所有物になっています。

「スマートに立ち居振る舞いたい」

 しかし、「無償贈与にあぐらをかきたくない!」と思われる方も少なくはないでしょう。そこで考えられる中で最もスマートなのは、離婚届と一緒に夫に差し出す、という方法です。
 そこで、「返さなくていい」と言われるか、黙って受け取るかは、夫というよりも、1人の男性としての価値観ですので、相手方に委ねるのが穏便な対応でしょう。

指輪をリフォームする

 実際に行われている方は少ないようですが、リフォームをしてファッションリングにしたり、リメイクしてネックレスにしたりする人もいます。
それは素材がいいからこそ出来るワザですが、中には「非常識だ」等中傷されることもありますので、あまりあけすけに話すのは控えるのが無難です。
但し、年間20万人以上が離婚している日本において、"指輪"に対する考えが、もう少しドライに受け取る時代が来るのも、そう遠くはないでしょう。

指輪を売る

貴金属としての価値が高い指輪を捨てるのは、なんだかもったいない気がします。そこで出て来る選択肢が、「売却する」という手段です。
ここで注意していただきたいのが、決してリサイクルショップや質屋に持っていかない、ということです。リサイクルショップや質屋は、主にブランド物を求めています。そのため、ブランド品であっても刻印が残っているような指輪は、安価で買い取られてしまいます。
ですので、金やプラチナの取引相場が表示されているジュエリーショップへ持っていくときちんと査定してもらえます。最近では、婚約指輪・結婚指輪専門の買取サービスもあるようですので、利用してみてはいかがでしょうか。

最後の共同作業?

 ここまで離婚後の指輪の行方についてお話してきましたが、最後に、「離婚式」なるものが存在することはご存知でしょうか。
 発祥はおそらくアメリカだと言われていますが、離婚する夫婦が一堂に会し、指輪を2人で持ったハンマーでぐにゃっと曲げてしまうのです。
 それが、「最後の共同作業」です。そしてこの離婚式、実は日本でも増えているのです。

終わりに

 以上のことから分かるように、指輪の行方についての選択肢はいくつもありますが、最後の最後は本人次第です。思い出に取っておく、リフォームして大事に使う、潔く旦那さんに返す…これらに"正解"はありません。
 しかし、何があっても、一度は永遠を誓った指輪です。処分してから後悔しないように、熟慮して指輪の存在意義を確かなものにしてみてください。

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編集部

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