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5分でわかる:ちょっと待ったその離婚!“離婚しない”という覚悟のアイキャッチ

5分でわかる:ちょっと待ったその離婚!“離婚しない”という覚悟

5分でわかる:ちょっと待ったその離婚!“離婚しない”という覚悟のアイキャッチ

 離婚を考えた時に必ず悩むこと。それは、「離婚した方がいいのか、我慢すべきなのか」ということです。配偶者とはいえ結局は他人です。ですから相手の言動を「別人格なのだから多少の我慢はすべきだ」と考える方も多いでしょう。
 そして、具体的に離婚を考えると、その後の金銭面、世間体、子どものことを不安視せずにはいられません。
 今回は、「離婚しない」という選択肢について、考えていきます。

離婚してこれからどんな人生を送りたいの?

 この問に対して、明確にすぐに答えを出せますか?離婚は人生の終着駅ではありません。重要なのは、(離婚してから)今後どのように残りの人生を送りたいのか、です。
 このビジョンが明瞭でなければ、離婚を選ばない方がよいのかもしれません。

離婚後に待ち受けるおカネの問題

 まず離婚すると、自分の生活費を手に入れなければなりません。子どもの親権を取得出来たら、子どものお世話をしながら働かなくてはなりません。
 「でも月々定額は振り込まれるから」という考えをお持ちでしたら、残念ながらそれは無意味です。財産分与、慰謝料、養育費…これらは離婚後、途中から支払われなく可能性の方が高いからです。

シングルマザーの現実

 厚生労働省の調査によると、ひとり親の貧困率は54.3%にまで及びます。貧困率とは、「平均値の半分以下の手取り収入しか受け取っていない人の割合」を言います。
 母子世帯の平均就労収入は約183万円で、非正規雇用は57%で、非正規雇用の収入は約125万円、正社員でも270万円に留まります。
 ちなみに、一般世帯では、男性の給与平均が約507万円で、女性は約269万円です。そして上述の通り、夫からの養育費等の受取率は約20%に過ぎないのです。

結婚指輪を見つめて悩む女性

離婚しない方がいいパターン

 たとえ離婚しても、幸せになれるかどうかが確約できないパターンがあります。離婚の原則は、『迷うなら離婚しない』です。
 では離婚しない、という決断をした時に必要な、「絶対にやってはいけないこと」の例を3つ挙げます。

怒りや愚痴を聞かせ続ける
 仮に夫の不貞行為が判明したとします。これはもちろん怒るところではありますが、あまりに粘着質に誹謗中傷を浴びせてはいませんか?
 その他にも、「家」でのルールについて小言を言い続ける…。
 このように、ぐちぐち言われ続けると、むしろ相手方の方ががっかりして、離婚を切り出されるかもしれません。
別れる前から再婚のことを考えている
 次の相手がいるという理由だけでなく、そのうちまた再婚すればよいか、と思っている方が少なからずいます。そのような方は、結婚を軽視し、またずるずると離婚への道を進んでしまいます。
 配偶者に甘えようと、経済的自立をしていない女性は魅力的ではありません。よって、その後また結婚出来るだろう(相手に依存しよう)という考え方の方は離婚せずに夫婦関係の修復に取り組んだ方が身のためでしょう。
感謝がない
 相手がしてくれていることが「当たり前化」してしまっていませんか?円満な夫婦生活を送る秘訣は、相手に謝意を持ち続けるということです。
 グラスに自然とおかわりが注がれるのは当然ではありません。些細な事でも、○○してくれてありがとう、と自然にお互いを感謝出来る家庭を作り直すことに尽力しましょう。

終わりに

 「離婚してやる!」と思ったことがある方でも、相手方も同様に考えているかもしれません。円満な夫婦関係は努力の賜物。「愛し愛され助け合い」精神で『離婚をしない』という選択肢も考慮に入れてみてください。

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