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探偵事務所に行く前に!自分で見つける不倫の証拠のアイキャッチ

探偵事務所に行く前に!自分で見つける不倫の証拠

探偵事務所に行く前に!自分で見つける不倫の証拠のアイキャッチ

疑惑の塊、スマートフォン。最近LINEの着信がやたらと増えた、置く時に必ず裏返す、お風呂場まで持っていく…。そんな「不倫サイン」を見つけてしまったらどうしますか?
 夫を信じたいとは思いつつ、もしも常習的に不倫をしているなら別れてしまいたい。
 この記事では、夫の不倫が原因で離婚をしたい、と思った方が話し合いで優位に立つための、自分で出来る「不倫の証拠の集め方」をご紹介したいと思います。

“最悪の結果の結果を最高にする”には

 幸せだったはずの夫婦生活を崩壊させ、離婚理由のトップ3に入るのが、「不倫」。そんな不倫ですが、回数を重ねると、法律用語の「不貞(ふてい)行為」と呼ばれます。相手方の不貞行為によって離婚を決断した時、慰謝料を少しでも多く請求するためには、証拠はなるべく集めたいもの。“最悪の結果(=不倫)の結果(=不貞行為)を最高にする(=高額慰謝料)”方法を見ていきましょう。

離婚届

「不貞行為」とは

 さて、ここで「不貞行為」について詳しく解説したいと思います。
不貞行為とは、『配偶者が自由な意思に基いて、配偶者以外の者と性関係を結ぶこと』を指します。不貞行為があった場合には、夫だけでなく、浮気相手の女性に対しても慰謝料を請求することが出来ます。離婚をしたくない等の事情がある場合には、浮気相手だけに慰謝料請求することも可能です。

本当に離婚する?

 一般的に、不貞行為が発覚すると、その裏切り行為に傷ついたり、激怒したりと感情的になりがちです。ですが、だからと言って即離婚、で本当によいのでしょうか? 離婚という一大決心を冷静に対応するために、不貞行為ではなく、ほかの原因(例えば価値観の不一致など)の場合の離婚のプロセスを簡単にさらっておきましょう。
 

離婚のためにかかる費用

 話し合いで双方が納得する結果が得られなければ、家庭裁判所に行かなければなりません。そうなると、なんといっても資金が重要です。相場は100万円。驚かれるかもしれませんが、離婚は結婚(婚姻)とは異なり、かなりのお金がかかります(裁判までもつれこむと、時間も大幅にかかります。)。専業主婦/夫の方ですと、貯めるのが難しい金額、と言わざるを得ないでしょう。

離婚後の生活

 離婚後も安定した生活を送るためには、仕事があるのか、という点が重要になります。
専業主婦/夫の方は、相手方の考え方やさまざまな価値観の差異といった理由から、自分で稼ぐ自由がない場合もあります。ただでさえ弁護士費用を工面する必要もありますので、相手方にバレないように、派遣社員、パートやアルバイト等、早めに仕事を始めておくことが肝心です。

離婚のための準備

 最重要項目が、「準備」です。不貞行為が判明したら、今すぐ離婚したい!子どもさえいれば慰謝料もいらない!と追い詰められがちですが、本当に別れてしまってよいのでしょうか。その判断は、いっときの感情に流されていませんか? (お子さんがいらっしゃる場合)親権は争えますか?
 そのように感情をクールダウンするためにも、離婚するための「準備」期間は、1年は見ておいた方がよいでしょう。それでも結果的に離婚することになったとしても、後々有利に働く点は多いので、ひとまずはぐっと我慢です。

探偵事務所

証拠探し➖「探偵事務所」という選択

 ドラマや映画でお馴染みの「探偵事務所」…。謎が多く敷居が高いイメージだし、信頼出来るのかな…と気を揉んでしまう探偵事務所ですが、こちらは、潤沢な資金のある方にはとても有効な手段です。自分の手で不貞行為の尻尾を摑むことはハードで、弁護士の中には、探偵事務所を介して証拠を集めることを推奨する方もいます。
 ですが、離婚資金の100万円の他に更に費用がかかるのは無理!という方も多いはず。では、ご自分で相手方の不貞行為を証明するには、どうしたらよいのでしょうか。

証拠探し➖「自分で探す」という選択

 繰り返しになりますが、自分で法的に通用する証拠を集めるのは非常に難しく、また、一度失敗すると、相手はより慎重に不貞行為を続けたり始めたりするようになります。そのリスクを覚悟したうえで、本題である「自分で出来る不倫の証拠の集め方」を紐解いていきます。

そもそも不倫とは?

 上述しましたが、浮気=「不貞行為」とは、配偶者が第三者と『肉体関係を結ぶ』という行為を指します。ただ、法律上不貞行為を立証するのは困難ですし、実は、一晩だけの関係では、不貞行為と見なされないことがほとんど、という点が特徴です。

不倫の証拠を掴んだ?

不倫相手とのセックスの現場に鉢合わせ!といった場合は言わずもがなですが、そうでない場合の方が多いでしょう。
 そこでまず証拠として浮かぶのが、不倫相手とのメールやLINE、2ショットの写真、「愛してる」等の文言…。これらをスマートフォンやPCで発見、保存したら不貞行為の成立が立証できる!と思っていませんか? 実はこれらは、離婚調停や裁判でいくらでも言い訳されてしまうので、法的な不貞行為の証拠にはなり難いのです。

裁判で役立つ証拠とは

では、法律上、つまり離婚調停や裁判でその証拠を有効なものにさせるためには、一体どのようなものを集めればよいのでしょうか。そうです、既述のキーワード、『肉体関係』です。

ラブホ

肉体関係

『肉体関係』に具体的な法的効力を持たせるためには、以下の条件が必要です。
① 3回以上のラブホテルへの出入り写真
② 最低でも40分以上のラブホテルでの滞在時間
③ 不倫関係の場合、5回以上の浮気相手の家への出入りの写真
※シティホテルはツインやダブルに一人で滞在した、と言い訳が出来るので、ラブホテルであることが重要です。

肉体関係以外の証拠

ここまで読んでお気づきだと思いますが、自分の力で不貞行為の証拠を集めるのは困難を極めます。先にも述べましたが、このような調査は探偵に頼みたいものです。
上記3要件があれば法的効力が確実ですが、より身近にできる証拠集めもご紹介したいと思います。
※5分でわかる「探偵事務所は“いくら”で“いくら”を貰えるの?」リンクとばしてください

財布

身辺チェック

① ポケットや財布の中身チェック
② クレジットカードの明細をチェック
③ メールの履歴や通話記録のチェック
④ インターネットの検索履歴をチェック
 このように、現実的に出来そうなことばかりですが、出来やすさゆえ、法的効力も低めになることは否めません。また、絶対にバレないよう、細心の注意を払って実行してください。

日記帳

日記

 それから、意外に思われるかもしれませんが、「日記をつける」ということが、役立ったりします。
1, 帰宅時間(なんでバラツキがあるのかな?)
2, 食事量(少ししか食べなかったな、どこかで食べてきたのかな?)
3, 就寝時間(やけに早いな、何か疲れている理由でもあるのかな?)
等…。些細なことに思われるかもしれませんが、データが集まれば傾向を把握できますし、行動パターンを予測することも可能になります。そうなれば、尾行の目処も立ちますし、ラブホテル写真を撮れる確率もぐっとアップします。

終わりに

 話し合いで「不倫しているでしょう!」といくら言っても一向に意に介さず言い訳を続けるようでしたら、ここまででご紹介した証拠を持って、弁護士に相談することをおすすめします。
その時は、「明日何時にどこそこの法律事務所に相談します」と添えておくと、不倫のひとつやふたつで…としていた態度が急変し、きちんとした協議ができるかもしれません。

不倫は、「不貞行為」として法律に違反する行為です。決して泣き寝入りや一人で抱え込んだりせず、弁護士と共有して、優位な離婚及び慰謝料請求を成立させましょう。
最近では無料相談をしている弁護士事務所も多いので、利用してみるのはいかがでしょうか。

この記事の著者

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編集部

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