離婚慰謝料弁護士ガイド

離婚問題専門の弁護士検索・法律相談ポータルサイト

5分でわかる:「離婚しよう、」言えないあなたへ“切り出し方”のアイキャッチ

5分でわかる:「離婚しよう、」言えないあなたへ“切り出し方”

5分でわかる:「離婚しよう、」言えないあなたへ“切り出し方”のアイキャッチ

 何かをしようと決意した時、相手方に対して「どう切り出せばいいかな」と困ってしまったことがある方は多いと思います。
 その最たるものは、『離婚の切り出し方』ではないでしょうか。「離婚しよう」と決断した時、その後のやりとりをうまく運ぶための方法をご紹介します。

あくまで冷静に切り出すこと

 何か気に障っても、感情的に離婚を切り出すのは避けるべきです。なぜなら、早く離婚がしたいがために、自分にとって不利な条件を飲みやすい状況になっているからです。
 また、激情していては、相手方に余裕を与えてしまうこともあります。「あぁ、今だけ怒っているから離婚だなんて言い出したのか」と軽視されないよう、切り出すのは理性的に淡々とした態度をとり、相手方に本気だということをアピールします。

離婚協議の留意点

 切り出し方が分かったところで、次に重要となるのがその後の話し合い、いわゆる離婚協議です。

離婚を拒絶されたら

 相手方が離婚を望んでいない場合、まずは説得させなければなりません。その際、長年の不満をタラタラ話しても、相手方には響きません。
 納得させるためには、なぜ離婚したいのかという理由を、端的に的確に伝えることです。この際、書面があればなおよいでしょう。

離婚後の生活

 次に大事なことは、お金の問題です。親権から生ずる養育費、問題行動があれば慰謝料、夫婦の財産分与…。
 お金の話は出来ればしたくないものですが、離婚後の生活設計として大切なことです。

離婚要求後の協議を進めるために準備しておくこと

 相手方が離婚に合意してくれたと想定します。すると、その後の話し合い(協議)をスムーズに行うために準備しておきたいことがあります。例えば、
・有利になれる証拠を収集する
・離婚後の生活設計を詰めておく(相手にも見せられるような書類を用意)
・夫婦間の共有財産を把握する
・子どもへの影響を加味する
・子どもの成長に伴う学費を計算する(最大金額を書面に起こす)
といった点です。

勘違い!慰謝料請求

 離婚によって慰謝料をとることが出来ると思いこんでいる方が多いのですが、実は、“普通の離婚”で慰謝料を請求することは出来ません。なぜなら、相手方は離婚事由に当てはまるようなことをしていないためです。
 稀に夫婦関係が破綻しているという理由で離婚原因とされることもありますが、基本的には当事者が合意している場合は慰謝料の請求は出来ません。

ベストなタイミング

 以上を踏まえたうえで、離婚を切り出す最もよいタイミングとはいつなのでしょうか。
 まずは、子どもです。当然ですが、子どもがいる場で切り出すのはやめましょう。
次に避けたいのが飲酒時です。覚えていなかった、ならまだ優しいですが、酔った勢いで…となると危険です。
 また、時間帯としては、朝は出かけでバタついており、夜は仕事で疲れています。休日の昼間が、お互いが安定していて話しやすいでしょう。

終わりに

 夫婦関係が破綻していれば離婚も切り出しやすいのですが、相手方がこちらの不満に気づかず、離婚を切り出すと突然だ、と驚く方が多いようです。
 円満な離婚を目指して、後悔のない別れをしてください。

この記事の著者

編集部の画像

編集部

中立的な立場として専門家様と連携し、お困りの皆様へ役立つ安心で信頼出来る情報を発信して参ります。