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弁護士による「初回30分相談無料」のメリット&デメリットのアイキャッチ

弁護士による「初回30分相談無料」のメリット&デメリット

弁護士による「初回30分相談無料」のメリット&デメリットのアイキャッチ

 最近よく見かけるのが、弁護士事務所の「初回30分相談無料」というような集客キャッチコピー。一昔前は敷居が高く近寄りがたかった弁護士ですが、無料なら相談してみようかな…?と、身近に感じられるよう時代になりました。
しかしその反面、一度利用したらその後の連絡がしつこいのでは、うまく言いくるめられて追加料金が発生するのでは、と、不安に感じる方も多いはず。
 そこで今回は、多くの弁護士事務所が手がける「初回30分相談無料」システムの、メリットとデメリットを比較し、いかに利用するかについてご案内します。

「相談」の方法

 では、弁護士事務所での相談にはどのような方法があるのでしょうか。以下、3つのパターンを記します。

来所して相談

 実際に弁護士事務所を訪ねます。当たり前のことではありますが、その時に手の空いている弁護士がいるとは限りませんので、アポイントメントは必ず事前に取りましょう。

電話にて相談

 基本的に時間が定められている事務所が多いですが、24時間対応してくれる所もあります。特段の事情があり昼間動けない、相手方が夜間に不在にする、等といった方にはおすすめの方法です。

メールで相談

 これこそ、時間も場所もいとわない最も簡便な手段でしょう。但し、来所や電話に対して、メールは一方的な相談の仕方になるので、うまく伝えられるかが難しいところです。

「初回30分相談無料」

 これら3つの方法を、無料で行ってくれる事務所に焦点を当てていきたいと思います。メールに関しては「30分」という決まりには該当しませんが、実用性のためにメールも一緒に見ていきます。
 また、方法には他に「手紙」「チャット」「スカイプ」等もありますが、案件の多い3点に絞り、今回は省略させていただきます。

割れたチョコレート

離婚相談は誰を選べばいい?

 いざ相談しようと一念発起してインターネットで検索すると、まずぶち当たる壁が、弁護士/弁護士事務所の数の多さです。どこも似たような条件/内容で、どこ(誰)がよいのかわからない…。
 それもそのはず、現在、日本にいる弁護士は約37,680人。都道府県で割ると概算で800人以上が、皆さんのお住まいの地域にいる、ということになります。
 ですので、「相続」や「債務整理」ではなく、「離婚問題」が得意である、と標榜している弁護士/弁護士事務所を選びましょう。弁護士にも得意不得意の分野があるものです。

「初回30分相談無料」のメリット

 お金もかからないしいいことづくしのような「初回30分相談無料」。そのメリットとはどのような点なのでしょうか。

来所では…^_^

 メリットはなんと言っても『顔が見えること』。顔を合わせられると、弁護士への信頼が一気に高まります。また、説明がしどろもどろになってしまった時にも、面と向かっていてさえくれれば、補足や合いの手でどんどん内容を掘り出してくれるのが特長です。

電話では…^_^

 わざわざ弁護士事務所へ行かなくとも済むのが電話のメリットです。そのうえ通話できますので、双方向性のある話がきちんと出来ます。話をすることが(弁護士事務所によっては)24時間対応してくれるのも嬉しいポイントです。

メールでは…^_^

 真っ先に挙げられるのが、「プライバシーの保護」です。残念ながら、現在の日本ではまだまだ「離婚」について寛容でない人もいます。そんな方に囲まれた時は、人知れずメールで済ますことが出来るのがメリットです。
 また、メールを打つ=文章を書く、ということで、頭の中の整理が出来るのもメールの利点の1つです。

「初回30分相談無料」のデメリット

 はじめに最も大きなデメリットをお伝えします。それは、「30分経ったら料金が発生」、これに尽きます。30分でぐっと耐えられる方は別として、もっと深い話がしたい!と思われる方は、どんどん料金が釣り上げられてしまいます。
 例えばある弁護士事務所では、「30分まで無料、以降15分ごとに2,500円」との案内があります。すると弁護士に相談するのは1時間10,000円が相場ですので、その通りの適正金額がかかりです。

来所では…T_T

 既にお話しましたが、30分経過した時点で話が途中だった場合、そこで帰るには少々気まずい雰囲気になることは否めません。
 ただ、目的は「初回30分相談無料」ですので、「とりあえず今日は弁護士/弁護士事務所の下見にきたのだ」と気持ちを切り替えましょう。
もちろん、自由意思で相談を延長するのもよいですが、料金には気をつけたいところです。

電話では…T_T

 録音する、メモをとる、(プラス非通知にする)という電話ならではのよい点を網羅出来れば、「初回30分相談無料」の電話によるデメリットはほぼありません。
 電話も来所同様、話途中では互いにいい気はしませんが、割り切って、謝辞のあとに受話器を置くのも妙手ではないでしょうか。

メールでは…T_T

 メールのデメリットは自身のことや現在置かれている状況、周りからの意見、事実関係等を正確に不足なく書けるのか、という点です。特に法律的に「ここが知りたい」「ここが重要」といった弁護士の“知りたいポイント”に言及がないと、弁護士としては判断がなかなかに難しくなり、曖昧な返信しかもらえない可能性もあります。

カメラ

「初回30分相談無料」の前に準備しておくこと

 せっかくの機会を大いに活用するためには、事前の準備が物を言います。

相談内容をメモに起こす

 ⇒大体頭に入っているから平気だろう、と思わずに、出来るだけ相談内容を文字に起こすことをおすすめします。話し始めると、意外に言葉に詰まることがありますので、時間を有効活用するためにもメモは重要です。

今の状況を表す証拠を用意する

 ⇒こちらの一方的な言い分だけでは、弁護士は相手方について理解することは出来ません。ですので、○○という証拠があったからこう思う、等、自分の意見に客観性をもたせましょう。証拠はあればあるほど建設的なアドバイスが聞けます。

不利な状況も隠さない

 ⇒“相談”にも関わらず、自分にとって不利な出来事を弁護士に伝えない方がいらっしゃいますが、それでは、自分の正当性を主張するだけで、根本的な解決には至りません。むしろ、自分の非を話さなければ、無意味です。正直に話すことを心がけましょう。

終わりに

 「初回30分相談無料」と言われると、無料という言葉に魅力を感じる反面、防衛本能が働く方も多いのではないでしょうか。ですが、相手が弁護士であるからこそ、ルールを破ったり、違法なことをしてきたり、ということは一切ありませんので、その点には関してはご安心ください。

 また、「初回30分相談無料」で複数の弁護士に意見を仰ぐのも一手です。1人切りのアドバイスより、何件かのアドバイスを手にすることで、思ってもみなかった(離婚に対する)利点が発見出来るかもしれません。 「初回30分相談無料」を利用して、様々な角度からの客観的アドバイスを受け取ることにより、お悩みが少しでも減ることをお祈り申し上げます。

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編集部

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